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アンティアカーズは、1987年から、一般に “クラシックカー” と呼ばれている車の輸入販売を行って参りました。
一口に “クラシックカー” と言っても、そのカテゴリーは多岐にわたり、レーシングカー、ラリーカー、手作りに近い
高級スポーツカーやリムジンから、普通の大衆セダン、ある種のデリバリーバンにまで至ります。
実用にもなるということから、日本では1950年代から1970年代に製造された車に人気があります。
初めから名車たるべく生まれてくる “サラブレッド” は別ですが、普通の自動車だったら、とっくに廃車され、
スクラップにされて、この地上から姿を消しているはずです。
どのような自動車でも、新車として「生」を受けた時は同じです。
実用の機械として、人間のために働き、機械であるがために、しだいに消耗し、いつかはその寿命を迎えます。
その時点で、ほとんど全ての自動車は、機械的能力も経済価値的にも限りなくゼロに近くなってゆき、
そしていつか捨てらてれるのです。
その時、 “ある種の車” は、 そのデザインの美しさから、時にその希少性から、
また現代の車からは失われた強い個性ゆえに、その時点のオーナーの手によって修理修復され、
廃車の運命をまぬがれて、その “生” を長らえる車が現れます。
そして同じような趣味を持った 次のオーナーの手に引き継がれてゆきます。
ヨーロッパの田舎を旅していると、一度捨てられ、そして忘れられて、裏庭や納屋の片隅といった所に放置された車に
よく出会います。このような車が朽ち果てる前に、誰かに救われて、全面的修復(フル・レストレーションと呼ばれています)を受け、
新車同様になって、また新しい “生” を受けます。
そのような車たちも、 何人いや何十人というオーナーたちによって維持され続けてきた、「名車」たちなのです。
多くの人々には無縁な世界かもしれません。
しかし、私の思い違いかもしれませんが、街中でこのような車に乗っていると、人々の熱い視線を浴びることが希ではありません。
私にはその車が高級車か大衆車かに関係なく、ある種のオーラのようなものを発しているように思われてなりません。
このような趣向は、 自動車を趣味とする人々の中においてさえ、とても “普通” とは言えない小数派なのかもしれません。
自動車と言っても、内燃機関を動力とするタイプと断らなければなりません。すでにハイブリッドの量産車が販売され、
電気自動車がすぐそこまで来ています。
このホームページから、人間と自動車が、おおらかで幸せな関係にあった最後の時代に生み出された、素晴らしい車たちの情報を
発信できたらと願っております。
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